【網はどのように生産されるのか?】 を知ってもらえればと思い、生産工程について紹介いたします。
工程は主に 整経(セイケイ:Warping)、編網(ヘンモウ:Knitting)、染色(センショク :Staining)、熱処理(ネツショリ:Heat Treatment) の4つから成り立っています。
➀整経工程:数万~数十万メートルになる1本の原糸を100本単位で準備し、ビームと呼ばれる専用ボビンに巻き直す作業のことを指します。安定した網を得るためには、一定の張力で原糸を管理することが重要なポイントとなります。

➁編網工程:整経工程で巻き直した糸を ラッセル機 と呼ばれる機械にセットして、網地(網目の施された生地)を生産していきます。編立(アミタテ)と表現されることもあります。糸の太さや目の大きさといった網目は、お客様のオーダーに応じて様々なものをつくりだすことができます。

➂染色工程:出来上がった編地を染料に浸し、染め上げることを指します。色をつける(着色)のほか、樹脂加工を施して多種多様な機能性をもたせることも可能です。
➃熱処理工程:最終となるこの工程では、染色の終了した編地に熱をかけて風合いや編地巾を整えるなどの処理を行います。最終的な仕様や検品も、この工程で行います。

各々の工程には、我々の先輩が磨いてきたそれぞれのテクニックがあります。さらに若い作業者へと技・術を紡ぎながら、ご期待に添えるよう、これからも努力を積み重ねていきます。
生産1課 市川忠央